ホテルアマネク蒲田駅前 宿泊記|駅前1分×半露天大浴場で整う。羽田に強い和モダン拠点

品川・田町・大森

JR蒲田駅西口から徒歩1分。羽田空港へのアクセスの良さと“駅前×半露天風呂”の希少性で選ばれるホテルアマネク蒲田駅前。木の温もりを活かした和モダン客室はコンパクトでも機能的。自動チェックインや大浴場の混雑可視化など、出張女子にうれしい工夫が光ります。駅前ゆえの走行音は感じる場面もありますが、チェックアウト11時、ワイドデスク、ベッド下収納など使い勝手の良さで、総じて快適な滞在になりました。


基本情報

ホテル名:ホテルアマネク蒲田駅前(AMANEK Kamata Ekimae)
所在地:〒144-0051 東京都大田区西蒲田7-4-11
最寄駅:JR京浜東北線「蒲田」西口から徒歩1分
チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00(プランにより異なる)
公式サイト:ホテルアマネク蒲田駅前 公式
価格帯目安:7,000〜15,000円(1名素泊まり・時期で変動。筆者は10月末平日宿泊で13,750円)


アクセス|超絶駅近、蒲田駅西口から徒歩1分

JR蒲田駅西口から階段を下りて地上(1階)へ。駅ビルとNewDaysの間を抜け、工学院通り商店街入口の手前を左折して4軒目で到着。あまりにも近い&入口が若干小さいので見逃してしまいそうになりながらあっさり到着。フラットな導線で徒歩1分、雨の日でもキャリーで苦になりません。

羽田空港へは東口側のシャトルバス(京急バス、有料)で約25分と、フライト前後の前泊・後泊にも便利です。

蒲田駅前は飲食店も多く賑やかなエリア。西口には「サンライズ」「サンロード」という2つのアーケードもあり、昔ながらの良さを感じる場所でもあります。羽根つき餃子やラーメンなどのディープなグルメや黒湯の温泉が有名なこの街の散策にもおすすめの立地です。


チェックイン|自動チェックインで手早く終了

ロビーは木目×間接照明の和モダン。フロントは24時間対応で、入ると笑顔で対応いただけましたが、今回の宿泊プランは「自動チェックインプラン」ということで事前にスマホに届いていた情報よりQRコードでチェックインする仕組みとのこと。

左手の自動チェックイン機を使って無事数秒でカードキー発行できました。(ちなみにチェックアウト時もカードキーをいれるだけです。楽ちん!)

エレベーターはカードキー連動(宿泊階のみ停止)で安心。

アメニティはクレンジング、洗顔、化粧水、乳液のスキンケア4点セット、ボディタオル、携帯用ヘアブラシ、ひげそりなどが提供されています。自分がいったときにはフロントの方に声をかけて渡して貰えたのですが、もっと早い時間だとおいてあるのかもしれません。

作務衣(パジャマ)もセルフ取得で室内にはパジャマはないため、チェックイン時に忘れずピックアップを。

棚の最上段にあるにはアマネク金沢がある石川県の工芸品である九谷焼の香箱があり、白檀(サンダルウッド)の優しい香りに癒されました。

案内サインや照明も落ち着いており、実用性とデザイン性のバランスが好印象でした。


お部屋|木の小上がりベッドとワイドデスクが魅力

今回泊まった部屋はスタンダードダブル(約12㎡)のお部屋。入室してすぐ目を引くのが、木の小上がりの上に置かれた幅140cmのマットレスベッド下は収納でスーツケースを収めやすい設計です。

ワーク面は約120cm幅?のデスクが便利。横の棚も使って、オンライン会議・メイク・軽食を一列で完結できます。TVは42インチのワイドで無料VOD付き。海外映画、邦画、ドラマ、バラエティ、アニメなど数百以上のコンテンツはあったように思います。

ブラインド+遮光ロールの二重窓、照明モード切替(ビジネス/リラックス等)も直感的でした。

42インチのTV

バスルームは清潔なユニットバス。深めの浴槽と大きめシャワーヘッドで使い勝手がよさそうです(今回利用なし)。歯ブラシ/シャンプー/コンディショナー/ボディソープ/ハンドソープは客室備え付けですが、その他アメニティはフロントで必要分を受け取る仕組みです。

作務衣。色は本当は紺。やわらか素材で着心地◎です。

窓からは線路と駅前の様子が見れます(駅側の部屋)。鉄道ビュー好きにはうれしい一方で、電車の走行音はもちろんゼロではありません。気になる方は高層階指定や駅と反対側の部屋がおすすめです。


大浴場|半露天付き大浴場「四季の湯」でリラックス

2階の大浴場は内湯+半露天の構成。利用時間が5:00〜9:00/15:00〜25:00と長く、ありがたいですね。

洗い場は約5席で、内湯は4〜5名でも入れるサイズ感(5x2.5mぐらい?)。その奥の半露天風呂は黒の陶器の一人用浴槽がドライエリアに配置され、外気を感じてクールダウンできます。筆者は早朝に利用したのですが、特に外からの音やにおいが気になる等はなく、駅前のホテルにいることをわすれてすっかりのんびりしてしまいました。

また脱衣所には2台の洗面台のほかに、鍵付きロッカーあるのもうれしいポイント。
混雑は館内モニターで可視化されているので、調整がしやすいですが、自分がみる限り夜遅くは混みやすいので朝風呂が快適でした。

大浴場(写真は公式Instagramより引用)
大浴場(写真は公式Instagramより引用)

お風呂は写真がとれないので、お風呂をドンピシャでお伝えするのが難しいので、ぜひ公式ページでもご確認ください。ホテルアマネク蒲田駅前 館内施設(公式)

また他にも少ないですが、都内には露天風呂があるビジネスホテルがいくつかあります。比較したい方は、露天風呂タグの関連記事もどうぞ。


朝食|ホテル内は提供なし。おすすめは周辺カフェなど

今回筆者は利用しなかったのですが、朝食付きプランで予約するとホテル裏手(工学院通り商店街沿い)の松屋蒲田西口店で6:00-10:00で

・ソーセージエッグ定食
・トン汁朝定食
・牛めし玉子セット

のいずれかが選べる仕組みのようです。(プラン販売や時期によるので要チェック)

駅前ゆえ周辺のカフェ・ベーカリー・コンビニが充実。早朝発の日は駅ナカ・駅前のテイクアウトを活用すると動線がスムーズです。また周辺には早朝OKの喫茶、定食屋さんもあるので軽め~しっかりまで外でも対応可能です。


気になった点|電車音と段差の苦手な方は事前に確認

電車の走行音や駅のチャイム音(蒲田行進曲♪)は部屋から聞こえます。騒音メーターというアプリで計測した感じだと12階の駅向きの部屋で、夜23時ぐらい24時間換気口を閉じた状態で、45dB前後、電車通過時55dB前後でした。通常睡眠に適しているのは40dB程度かと思われますので、眠りが浅い方は高層階指定、駅向きでない部屋を予約時に交渉、耳栓併用などの対策が安心です。(夜は1時過ぎには終電ですが、朝は4時過ぎから電車が動きます)

また小上がりの段差は人を選ぶため、足元に不安がある場合は予約時に段差の少ないタイプの部屋を相談すると良いでしょう。

大浴場は夜に混みやすいので朝風呂がおすすめです。

まとめ|羽田強い半露天風呂と洗練デザインが魅力の宿

“駅前1分×半露天風呂×11時アウト”。スタイリッシュなインテリア、ワイドデスク・収納性がそろい、女性ひとり出張でもコスパ良好の一軒でした。羽田アクセス重視、温浴で整えたい、短時間でサクサク動きたい、ディープな街、蒲田を楽しみたい——そんな滞在にフィットします。

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