溜池山王駅から徒歩1分。政治の中心街という独特の静けさの中に立つ「アパホテルプライド〈国会議事堂前〉」は、アパの最上位シリーズらしい華麗な意匠と、露天付き大浴場・ミラーリング機能付き大型4Kテレビなど“こもって整う”機能が充実。女性一人旅・出張でも動線が短く安心でした。今回は日曜泊で破格の9,900円。駅前ながら官庁街という静かな環境で、心も体もリセットできました。
”プライド”シリーズ以外も含めたアパホテルの宿泊記は#アパホテルタグでまとめていますので興味がある方は違いもご確認を。
基本情報
ホテル名:アパホテルプライド〈国会議事堂前〉
所在地:東京都千代田区永田町2-10-2
最寄駅:東京メトロ 銀座線・南北線「溜池山王」駅 徒歩1分
チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00(プランにより異なる)
公式サイト:アパホテルプライド〈国会議事堂前〉 公式サイト
平均的価格帯(参考):8,000〜15,000円(素泊まり・1名・平日)
地図:アパホテルプライド〈国会議事堂前〉(Google マップ)

アクセス:溜池山王駅徒歩1分。官庁街の静謐な環境
溜池山王駅の5番出口をでて地上まで上がると、ホテル入口までは約30m。雨の日や荷物が多い日でも負担が軽い“真の駅前”です。界隈はキャピトル東急や議員会館が並ぶオフィス街で、深夜の喧騒がなく落ち着いた雰囲気。ただ人通りはある(+衆議院議員会館の警備員さんがいる)ので深夜でも怖さはありません。
その分、5番出口方面にはまったく夜はいれる飲食店などはありません。ホテルにもLO21時のレストランはありますが、遅くなる場合は別の場所ですませることをお勧めします。また到着前に買い物をするならキャピトル東急B2Fの小型セブン-イレブン(22:00までなので注意 2025/11/10時点)が便利です。

チェックイン:海外客の多さと「1秒チェックイン」の推奨
建物にはいると、黒とオレンジを基調とした内装で大きなシャンデリアと孔雀?の意匠がお出迎え。さすがアパホテルの最上位ライン”プライド”らしく豪華なテイストで統一されています。
ホテルロビーとフロントも広々としており、ソファや装飾がおかれていましたが、22時頃にも関わらず、まだ海外ゲスト中心に数名待ちの状態。500室の大型店舗なので、なかなか混雑は避けられないようです。


そういうときに便利なのが、フロント手間においてある自動チェックイン機。「アパ直アプリ」のQRで1秒チェックインが使えるので、端末にかざすだけでキー発行まで本当に1秒で完了します。
通常、フロントで館内案内やアメニティのピックアップがなされますが、アパホテルは基本客室テレビ「アパデジタルインフォメーションプラス」に情報集約され、アメニティ類も部屋にあるため、ルームキーさえ受け取れれば他は不要。
4台あるエレベーターはセキュリティ対応で、キーをかざして宿泊階のボタンが押せる仕様。フロア移動も安心でした。
お部屋:ビジネスユースを極めた11㎡と広々ワークデスク
今回の客室はスタンダード(約11㎡)でしたが、アパホテルが徹底する機能的な設計により、圧迫感は感じません。玄関脇に姿見&フック、バスルーム、奥に120cm幅ベッドとワイドデスクという配置。ベッド下のスーツケース収納スペースを確保したオリジナルベッド「Cloud fit SP」や、フック付きの多機能姿見など、空間を立体的に活用する工夫が光っています。

枕元に照明・空調リモコン・コンセント・USBを集約し、就寝前の充電や温度調整がベッド上で完結します。


特筆はデスクの広さ(体感 横130×奥行60cmほど)。PC作業に十分で、レザーっぽいチェアの座り心地も良好でした。


50型以上の4Kテレビはミラーリング機能付き。自分のスマホから好きなコンテンツを大画面で流せます。ガラス扉の棚にはカップ・グラス・ケトル等を集約し、見た目も使い勝手もスマート。ドルチェグストのカプセルが2つ用意され、到着後や作業前の一杯がうれしい。デスク足元の冷蔵庫にはミネラルウォーターのほか、今回はトロピカーナのジュース(りんご・ミックス)がプレゼントとして入っていました。

ユニットバスはアパ独自の卵型浴槽で節水しつつも体にフィットして、ゆったり浸かれます。サーモ&定量止水栓、節水シャワーで扱いやすく、夜遅い時間の入浴も負担が少ない印象。ナノイーX搭載エアコンで空調の肌当たりがやわらかいのも好印象でした。


また、寝巻はアパホテル標準の浴衣タイプではなく、上下が分かれた作務衣形式でした。寝相が悪くてもはだける心配がなく、快適な睡眠をサポートしてくれる点は、個人的に大変ありがたかったです。
大浴場:最上階17Fの露天風呂と高品質ドライヤー
本ホテルのハイライトは、最上階17階に位置する大浴場・露天風呂です。出張や都市観光の疲れを癒やすのに、大浴場は欠かせません。(アパホテルの中でも露天付き大浴場がある施設は限られますので、他の立地がよければ都内の大浴場付きホテルをまとめた温泉タグから探すのもおすすめです。)
女性側は鍵付きロッカー、パウダースペース、洗い場(12席)が整然と並び、内湯は“準天然温泉 光明石の湯”。

パウダーにはnobby+のドライヤーがあり、低温・大風量で髪が早く整うのが嬉しいポイントでした。客室のものより高機能で髪を早く優しく乾かせますよ。

外気を感じる半露天エリアには露天浴槽と陶器風呂(1人用)が2つあり、小さな庭の植栽が気分転換に効きます。外気を感じながら入浴できるため、特に肌寒い日には心地よいリフレッシュ効果がありました(露天風呂は温泉ではないそうです)。4~5名ほどでゆったりはいれる広々とした空間で、他の利用客も少なかったため、非常に快適に過ごせました。

あと通常、アパホテルではスキンケア製品は用意されていませんが、今回の”プライド”や”ホテル&リゾート”の店舗では、久米島海洋深層水由来の「Ryu Spa & Resort」スキンケアパウチが用意されています(フロント受取)。大浴場後のスキンケアが一式で完結するので、荷物を最小化したい出張女子には地味に助かるポイント。
朝食:今回は朝食なしプランのため利用なし
今回は朝食なしプランのため未利用です。館内案内では和洋のメニュー構成が中心で、バランスのとれた朝食が提供されているようです。
また営業時間は出発時間に合わせやすい時間帯の7:00~9:30。早朝のフライト・新幹線で時間が取りづらい日は、前夜にキャピトル東急B2のミニコンビニで軽食を買っておくか、客室のドルチェグストを朝の一杯にしてサッと出る動線が快適。


政治中枢エリアという立地上、平日朝はビジネス色が強めで、朝食に外のカフェ利用がしづらい環境ではありますが、もし外なら赤坂、あるいは赤坂見附方面へ歩くと、早朝からやっているカフェもあります。
隣が日枝神社という立地でもあるので、朝散歩がてら歩くのもよい選択だと思います。
気になった点も正直に
- 大型ホテルのため、特にチェックイン・アウトの時間帯はフロントが混み合います。スムーズな対応のため、1秒チェックインの事前準備は必須です。
- 豪華な美容家電の貸し出しや高級アメニティー、ウェルカムスイーツ、デザイナーズホテル的な内装を重視する層には、機能性重視のアパホテルらしいテイストは物足りなく感じる可能性があります。
女性向けアメニティや美容家電など“癒し”の要素を重視するなら、ReFaルーム特集もチェックしてみてください。機能美のアパとは対照的に、心までリセットできる設備が揃っています。
まとめ
駅1分・動線シンプル・大浴場&ミラーリングで「最小の手間で最大の回復」。これが私が感じたアパホテルプライド〈国会議事堂前〉の価値でした。室内は11㎡でも収納と配線がよく設計され、ワイドデスクで仕事も捗る。豪華アメニティを楽しむホテルではない一方で、出張や推し活の拠点として“こもって整う”にはとても強い。静かな夜を確保したい方は高層階やエレベーター遠めの客室をリクエストし、TVの混雑状況をみながら入浴はオフピークで。
次回も駅出て30mの安心感を買いたくなる、そんな実力派ホテルでした。



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