「スーパーホテル」といえば、リーズナブルで機能的、そして健康志向の朝食や天然温泉が人気のビジネスホテルチェーン。その中でも「Premier(プレミア)」がつくブランドは、さらに“ワンランク上”の快適さを追求した特別仕様です。
2020年開業のスーパーホテルPremier池袋は、池袋のど真ん中にありながら、騒がしさとは無縁。天然温泉、豊富なアメニティ、選べる枕など、女性一人でも安心して過ごせるサービスが充実していて、「池袋=うるさい&ゴチャゴチャしてそう」というイメージを覆してくれました。
基本情報
- ホテル名:スーパーホテルPremier池袋
- 所在地:東京都豊島区池袋2-64-6
- 最寄駅:JR・地下鉄各線「池袋駅」西口より徒歩約5分(C6出口からは徒歩約3分)
- チェックイン/チェックアウト:15:00 / 10:00(プランにより異なる)
- 公式サイト:スーパーホテルPremier池袋
- 宿泊料金目安:8,000円〜13,000円程度(平日1名・素泊まり)

アクセス:池袋駅から徒歩圏、でも静か。20a出口からのルートがスムーズ!
池袋駅の西口から徒歩5〜6分。地下道を利用して「20a出口」から出て、文化通りをまっすぐ歩いて東横INN池袋北口を右手に折れた場所にあります。まわりはビジネスホテルが多く大通りを少し外れた通りにあり人通りもほどよく落ち着いたエリア。「SUPERHOTEL Premier」の大きなサインがあるため、迷うことなくホテルにたどり着けました。
駅近でありながら、ホテル周辺は夜でも比較的静か。治安面でも安心感があり、初めての女性一人旅でも心配なく歩ける印象でした。コンビニや飲食店も多く、夜ごはんや軽食に困ることもなし。この立地はパーフェクトだと思います

フロント:丁寧さとこだわりがつまった心地よい場所

建物にはいってエレベーターで3階のフロントに移動したとたん、どこからともなくヒノキの香りが。
そしてフロントスタッフさんがにこやかに迎えてくださいました。自動チェックイン機を使ったチェックインだったのですが、別途スタッフさんが部屋の開錠のしかた、大浴場の利用方法、枕やパジャマ、アメニティーバーなど簡潔に手際よく説明しながら、注意書き等がまとまった15x10cmぐらいの小さなフォルダを手渡してくれたので、安心して部屋へ向かう心の準備ができました(疲れた頭と体でホテルに着くので情報が多すぎると覚えきれず、少なすぎるとわけがわからずになりがちなのです)。
フロントには自分の好みの枕とパジャマを選べる「ぐっすりコーナー」があり、枕は「ふわふわ 白枕」「ひのき枕」「もちふわ レディース枕」など8種類から選べます。たとえば「ふわふわ 白枕」の場合、柔らかさが柔→硬の5段階の2、高さが低→高の5段階の2の表示とともに、「低いやわからかな枕は女性に好まれます。横向き用としてもご利用いただけます」などの記載があり、選びやすい工夫がされています。
またパジャマはスーパーホテルオリジナルの「超ぐっすりパジャマ」。着用して寝ることで、免疫および疲労回復への効果が期待されるもののようです。
スーパーホテルでは「ぐっすり研究所」と称して枕やパジャマだけでなく、マットレスや空気、水といった複合的な要素で、宿泊者がぐっすり眠れるよう日々研究を重ねているとのこと。それがこの快適さにつながっているのですね。

お部屋:コンパクトながら快適。選べる枕&間接照明で癒される空間


フロントからエレベーターであがって、4階の女性専用フロアへ。廊下も照明や壁が凝っていておしゃれな空間となっています。

部屋はカードキーではなく、暗証番号の組み合わせで開錠する仕組み。暗証番号をわすれると大変なのでスマホですぐ撮影しましたがw、毎回カードキーを作って破棄することを考えるとエコな作りということかもしれません。

今回宿泊したのは「スーパールーム(シングル)」タイプ。広さは約12㎡と決して広くはないですが、機能的にレイアウトされていて、圧迫感はありません。靴をぬいで「ぐっすり」お眠りくださいとカーペットに記載された文字とスリッパをみると、「ああ、もうくつろいでいいんだな」という気持ちにさせられました。

ヘッドルームは薄いグレーの壁、白い天井、白いベッド、黒のアイアンフレームのテーブル、赤い椅子。おしゃれながら落ち着けるインテリアがとても気に入りました。また天井からつるされたペンダントライトが暖かな光を放ち、とても癒されます。

- ベッドは150cm幅のダブルサイズ。シモンズ製マットレスでふかふか。
- 照明は全体に柔らかい間接照明が使われていて、ビジホとは思えない落ち着き。
- ひとりひとりに温かいお手紙が・・
- 空気清浄機付き加湿器、ベッド横にUSB付き電源コンセント(2口)あり。
- デスクはやや小さめながら、ノートPC作業には問題なし。



テレビはベッドからちょうどよい角度に設置されており、VOD(有料)も視聴可能。ナイトウェアは上下セパレートのパジャマで、着心地も上々でした。
お風呂:都心で味わえる天然温泉「奥湯河原の湯」でリラックス
このホテルの最大の魅力のひとつが、男女別の天然温泉「奥湯河原の湯」があること。都心のど真ん中にいながら、しっかりとした温泉気分が味わえます。


【源泉名】:湯河原温泉※加温・循環濾過しております。
【泉質】:弱アルカリ低張性高温泉
【効能】:美肌、関節痛、神経痛、疲労回復
透明でくせのない、誰でもはいりやすい温泉です。
- 利用時間:15:00〜翌9:30(夜通し入浴可能!)
- 浴場は明るく清潔で、広すぎず狭すぎず(3x4mぐらいだったかと思います)。
- シャンプーバーで好きな銘柄を選べる(POLAなど複数ブランド)。
- 洗い場は6席。
- セキュリティコード付きの女性専用浴場で安心。
- 混雑具合は部屋のTVで確認できます。
- お風呂のロッカーは鍵付きです。
脱衣所も明るく清潔で、ドライヤーや化粧水・乳液も設置。ちょっとした温泉旅館気分を味わえます。
意外といいなと思ったには大浴場とは別にパウダールームがあり、そこでしたくがゆっくりできること。浴場にも洗面台やドライヤーはあったのですが、別にあることでよりゆっくりできるし、湿気がこもらないので暑い季節には助かりました。
朝食(今回は利用せず):食べていないけれど…評判はかなり良好!
今回は素泊まりプランで宿泊したため、朝食は利用しませんでしたが、口コミを調べてみると、スーパーホテルPremier池袋の朝食はかなり評価が高い印象です。
口コミから見えてきたのは、「健康志向でバランスがよく、朝から満足度が高い」ということ。実際に宿泊した方々の声をいくつかピックアップしてみました:
「発芽玄米や有機野菜など、ヘルシーなメニューが多く、朝から体にやさしい食事が摂れた。味も美味しかった!」
――じゃらん口コミより(2024年9月投稿)
「朝食会場が明るくて清潔。一人でも気兼ねなく利用できる雰囲気で、女性客にも配慮されていると感じた」
――一休.com口コミ(2023年12月)
「メニューに健康志向の工夫があり、旅行中でも栄養が偏らないのが嬉しい。味も美味しかった」
――トリップアドバイザー(2024年8月)
今回の宿泊では朝食を体験していませんが、口コミを見る限り、「健康志向」「女性にも配慮された構成」といった声が多く見られました。
次回はぜひ朝食付きプランで泊まって、自分でも体験してみたいと思わせてくれる内容でした。
女性にうれしいポイント:専用アメニティやグッズが充実
スーパーホテルPremier池袋は、特に女性にうれしいサービスが多くあります。
- アメニティバイキング:3階フロント横のアメニティバイキングエリアで、5個まで自由に選べます。入浴剤、クレンジング、洗顔、化粧水、美容液など充実。DHCやちふれなど安心ブランド。
- ナイトウェア:上下セパレートで着やすく、肌触りがやさしい。
- 枕が選べる:旅先で合わない枕問題が解消。
- ドライヤー&ヘアアイロン:レディースルームではリファのドライヤーとSALONEのヘアアイロンが設置されています。
- 部屋の浴室:マイクロバブルのシャワーヘッド付き
- 卓上女優ミラー:3面鏡タイプのライト付き卓上ミラー
- セキュリティ面:女性専用フロアあり。大浴場などもキー入力で制御。


これだけ女性に配慮したサービスが揃っていて、1万円強で泊まれるのは本当にありがたいです。
気になった点:収納は少なめ、荷物が多い人は注意
あえて気になる点を挙げるとすれば――
- クローゼットはなく、ハンガーラックのみ。
- スーツケースを全開にするとやや狭く感じる。
- デスクが小さめなので長時間のPC作業には向かない。
ただしこれは都心のコンパクトホテルならではの仕様であり、荷物が少なめで短期滞在ならまったく問題ないレベルです。
まとめ:コスパ・快適・安心の3拍子。池袋で迷ったらまずココ!
スーパーホテルPremier池袋は、「ただ寝るだけ」ではない、“癒し”と“快眠”が得られるビジネスホテル。温泉、枕、朝食、女性向けサービス……どれをとっても完成度が高く、ホテル全体に貫かれたNatural, Organic, Smartをまさに体現しており「この価格でここまで快適なら、もう他に泊まらなくてもいいかも」と思わせてくれます。
池袋駅から近く、観光にも出張にも便利な立地。しかも静かで安眠できる環境は、女性の一人旅や出張利用にもぴったりです。もっとラグジュアリーなほうが、もっとたくさんのサービスがあったほうが・・とひとの好みはいろいろだと思いますが、私には十二分の快適さを提供してくれるホテルでした。
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