都心からのアクセスも良く、駅チカ・温泉・朝食付きの高コスパホテルを探しているなら、赤羽も十分に候補になります。今回は、赤羽駅から徒歩わずか1分という好立地にある「スーパーホテル東京・赤羽駅南口」に宿泊してみました。
1か月ほど前に宿泊した「スーパーホテルPremier池袋」との比較もしながら、実際の滞在をレポートします。高濃度炭酸泉や無料の朝食など、女性のひとり旅でも安心して楽しめるポイントがたくさんありました。
■基本情報
- ホテル名:スーパーホテル東京・赤羽駅南口
- 所在地:東京都北区赤羽南1‑9‑14
- 最寄駅:JR赤羽駅 南改札・東口より徒歩約1分(フラットな道でスーツケースも快適)
- チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00(通常)
- 温泉設備:男女別 大浴場(高濃度人工炭酸泉)
- 無料朝食:和洋ビュッフェ(焼きたてパン3種、ごはん、味噌汁、漬物、納豆、海苔、サラダ、惣菜4種、ヨーグルト、コーヒーゼリーなど)
- フロント営業時間:7:00~23:00
- 価格帯:1泊1名 10,000~13,000円(税込・朝食込)

■アクセス:圧倒的な良さ、飲食も多く便利なエリア
赤羽と聞くとややローカルなイメージがありますが、実は埼京線で新宿から約10分、渋谷からも約20分とアクセス抜群。JR赤羽駅の南改札を出て徒歩1分で迷うことなし、しかもフラットな道で大きなスーツケースでもストレスなし。観光にも出張にも便利な立地です。
駅前なので周辺で夜遅くまでやっている飲食も多く、夜ごはんを食べそびれることはなさそう。人通りもかなりありガヤガヤしていますが、その分安全ともいえそうです。
また隣がファミマなのはやっぱり何かと便利ですね。
■チェックイン:ヒノキの香りで癒やされるコンパクトなフロント
ホテルに入り、1階のエレベーターに乗った瞬間からふわっと香るヒノキ。2階にあるフロントはコンパクトながら清潔感があります。スタッフの対応は丁寧で、名前を告げると一緒にチェックインを行ってくれ、部屋開錠用の暗証番号とお風呂開錠用の暗証番号の紙と一緒に、最後に手書き風の館内案内の紙を渡してくれました。いつも思うのですが、必要な情報がすぐわかるのもありがたいポイントです。スーパーホテル系は安定のサービス品質を提供してくれますね。
ここは正面入り口が24:00~7:00にロックされ(自分の暗証番号で解除可能)、その間フロントも電話での対応となります。
枕6種類からお好みのものとアメニティバーから最大5点を選び、パジャマを取って、部屋に向かうわけですが、ここでうっかり飲料系を選び忘れるという凡ミス。化粧品系とは別の場所にお茶やマウスウォッシュを選ぶ場所があるため(枕選択用の棚のほうに化粧品系のアメニティ、朝食会場のほうに飲料系があるのです)、落ち着いてフロントを見まわして必要なものをピックしましょう!アメニティは化粧水、美容液、オイル、洗顔フォーム、シェービングクリーム、ヘアトリートメント、ノンシリコンシャンプー、ノンシリコンコンディショナー、ハンドクリーム、フェイスマスク、ヘアオイル、入浴剤・・・とかなり充実しています。1泊5点までのなかで選ぶのが大変だけど楽しいw


■お部屋:客室は狭め。でも広々ダブルベッドが快適

客室は清潔で使いやすいですが、広さはややコンパクト。床で大きなスーツケースを全開にするのは難しいかもしれません。これは幅150cmのダブルベッドがどーんと置かれているから。ただ、このベッドが快適で、翌日着るもの等荷物をベッドに広げたままでも寝てしまえるぐらいの広さは旅の贅沢だなぁと思います。
暗証番号式(フロントで渡された6桁の暗証番号を入力して開錠)のキーレス開錠もスーパーホテルの特徴で、カード不要なのが地味に便利です。
今回もレディースルームを選んだため、デフォルトでリファのドライヤーとSALONEのヘアアイロン、LED付きのミラーが完備。あとレディースルームは枕ももともと高め低め2種類用意されているため、フロントから枕を持ってくる必要はもしかしたらないのかもしれません。(ほかにもパジャマとか持ってこなくては・・・なものが多いしねw)

あとは地味に気に入っているのが遮光性が高いスクリーンを使っていること。このおかげでぐっすり眠れます。あ、駅前のわりに夜中の騒音はありませんでした。


■温泉:炭酸泉は小さめながら効能実感
大浴場は暗証番号で開錠。脱衣所はロッカーではなく籠のみ。貴重品ロッカーは暖簾をくぐったところに設置されています

浴槽は約2×3mぐらい?、洗い場は6台とやや小規模ですが、温かみのある照明とヒノキの香りが印象的です。
そして目玉の高濃度炭酸泉は、浸かってすぐに感じるピリピリ感あり。気泡が肌につくユニークなお湯で疲労回復、健康増進、結構、代謝促進、睡眠改善、痛みの改善に期待ができるそうです。私の場合は、疲労回復効果を実感でき、1日の疲れがリセットされた気がします。
自分が泊まった時は夏休み中だったせいかもしれませんが、海外客や家族連れですでに5人の先客がおり、少し騒がしい状態でした。部屋でお風呂の混雑状況を先にみることをおススメいたします。

■朝食:無料とは思えない満足感!
今回特に印象的だったのが、無料朝食の充実度。これ本当に無料でいいんでしょうか?!
- 焼きたてパン3種+日替わり
- ご飯、インスタント味噌汁
- 納豆、海苔、漬物
- サラダ、和惣菜4種(卵焼き、クリームシチュー、白身のフライ、肉団子など)
- ヨーグルト、コーヒーゼリー
- ドリンクバー
- コーヒー

和洋のバランスがよく、無料とは思えない内容。口コミでも「無料なのにおいしい」「朝食目当てに泊まる」という声が多く、特にパンのおいしさやサラダの新鮮さを評価する声が目立ちます。
一方で「種類は少ない」と感じる人もいるようですが、無料でこれだけ揃っていれば十分すぎる内容だと個人的には感じました。
朝食の提供時間は6:30~9:00までで、通常7:00スタートが多いと思うんですが、朝早くからやっているのもうれしいですね。おかげですいてるうちにゆったりとした時間を過ごすことができました。

■Premierタイプとの違いは?
ところで、Premierと通常タイプとではスーパーホテルは何が違うの?って思いますよね?
以前泊まった「スーパーホテルPremier池袋」と比べると、以下のような違いがありました:
比較項目 | 通常タイプ(赤羽) | Premierタイプ(池袋) |
---|---|---|
朝食 | 無料・十分に満足 | 有料(1500円) こだわりありのオーガニック志向。地元食材も使用 |
ベッド | 幅150cmのダブルベッド | 同等もしくはそれ以上、部屋が広め |
フロント | コンパクトで簡素 | 広々・ラウンジ併設店舗もあり |
内装 | シンプル・機能的 | 間接照明や木目調、配色などで全体として高級感・おしゃれ感あり |
大浴場 | 人工泉 | 天然温泉 |
価格帯 | 約10,000円前後 | 13,000円〜(朝食別) |
Premierは全体的にラグジュアリー感が強く、設備も上質。対して赤羽はコスト重視で、快適さと必要な機能をぎゅっと詰めた印象です。
■気になった点も正直に・・・
ただ自分だったら比較すると正直Premier選んじゃうかもーという気もしました。出張で泊まるため宿泊自体により快適さを求めているせいもあるかと思いますが、お風呂の大きさ、開放感、フロントのサービス、インテリアなどなど少しずつやっぱり違う。。。やっぱり天然温泉はお湯がやさしくて好み・・・などちょっとした好みの問題でもある気がありますが。
むしろライブや推活など、宿以外に目的がある場合などは、充実した朝食でエネルギー補給をするこのホテルはぴったりかもしれませんね。
あとは、夏休み中だったこともあり、エレベーターがなかなか来ないのもせっかちな自分としては気になりました。1フロア20部屋ぐらいしかないはずなんだけど。結局2階のフロントと3階のお風呂の間は外階段を使っちゃいました。
■まとめ|温泉、無料朝食を格安に楽しみたい人におススメ!
確かに、Premier池袋と比べると豪華さでは劣りますが、今回は夏休み中の7/30に宿泊し、11,600円(税込)で炭酸泉・無料朝食・快眠ベッドが揃うというコスパは驚きです。
赤羽という土地柄もあり、便利ながら静かで落ち着いた滞在ができました。都心にも近く、アクセスの良さや周辺の飲食店の多さも魅力。出張以外の女子ひとり旅、推し活の拠点にもおすすめできるホテルだと思いました。
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