JR三島駅(北口/新幹線口)を出た瞬間、ロータリー越しに“真正面”に見えるのが東横INN富士山三島駅。迷いようがない立地で、段差も少なくキャリーでも移動が楽でした。今回は土曜・ほぼ満室想定でも静か。アメニティはフロントでピックアップ、無料朝食は品数たっぷりと、期待どおりの安定感が魅力です。「派手さより仕事や予定に集中できるホテルがいい」日に頼れる一軒でした。
- 駅徒歩2分! 北口ロータリー真正面で深夜、早朝でも迷わない
- 女性も満足POLAのアメニティ&充実の無料朝食、富士山の清水でいれたコーヒー付き
- 東横INN共通仕様で迷いがなく予定に集中。幅広デスクで出張ワークが驚くほど進む
基本情報
ホテル名:東横INN富士山三島駅
所在地:静岡県三島市文教町1-5-7
最寄駅:JR三島駅(北口/新幹線口)から徒歩約2分
チェックイン/チェックアウト:15:00/10:00(プランにより異なる)
公式サイト:東横INN富士山三島駅 公式サイト
平均的価格帯(参考):8,000〜12,000円前後(素泊まり・1名・曜日や時期で変動)
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アクセス:三島駅北口から徒歩2分。キャリーでも楽々な近さ
JR三島駅の北口(または新幹線改札口側)を出ると、駅前ロータリーの向こうにホテルが見えます。体感としては「とにかく近い」。初めての三島でも迷いにくく、段差がほぼないのでキャリーケース移動がとてもスムーズでした。
駅前は人通りもあり、夜の到着でも安心感がある雰囲気。出張で到着が遅い日や、翌朝早い新幹線に乗る予定があるときほど、この“近さ”が効いてきます。

三島駅は新幹線口からすぐなので本当に楽でした。 もし東京方面へ移動されるなら、同じく新幹線(東京駅)からアクセスが良く、女性一人でも安心かつリーズナブルなこちらのホテルも便利ですよ。 [東京駅・銀座エリアで女性におすすめのホテルを見る]
アメニティ・客室設備:POLAスキンケアやパジャマはフロントで
入口を入って左手にチェックイン/アウト機があり、ここで手続きをするとカードキーが発行されます。フロント前で長く並ぶ感じがなく、移動で疲れた日でもテンポよく部屋に入れるのがありがたいところ。
チェックイン後、フロントの方から「アメニティとパジャマはここからお取りください」と声かけがありました。客室内に置いていないタイプなので、ここだけ要注意。部屋に入ってから「しまった…」となりがちなポイントなので、先に一式確保してからエレベーターへ向かうのがおすすめです。

アメニティバーには、POLAの「カラハリ」シリーズのスキンケアが置かれており、メイク落とし/洗顔/化粧水/乳液まで基本が揃います。ほかに歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、コットン、綿棒など。
ドリンクは粉の緑茶・梅昆布茶・コーヒー。さらにこの店舗は、フロント横でウェルカムコーヒーが用意されていて、好きなタイミングでいただけました。土地柄ではありますが、このコーヒーは富士山の清水でいれたコーヒーとのこと。心なしかまろやかな感じがします。お部屋へ持ち帰れるので、チェックイン直後に一杯→荷ほどき、の流れが気持ちよかったです。
パジャマはワンピース型。上下セパレート派の私としては少し惜しいものの、綿100%で気楽に着られて、季節を選ばないのはメリットだと感じました。
お部屋:意外と広い。デスクが横長で“仕事が進む”
ドアを開けた第一印象は「意外と広いかも」。今回の部屋はシングルルームですが、東横インのシングルはベッド幅140cmが基本。ベッドの向こう側に大きめの窓があり、空間が明るく感じました(眺望は階数・方角で変わります)。
そして良かったのが、ベッド横の横長デスク。体感で横幅150cm×奥行45cmくらい。左下にミニ冷蔵庫、右側に電気ポットとマグ、さらに鏡も配置されていて「必要なものが一列にまとまっている」のに、ちゃんとノートPCを置いて作業できる余白が残ります。
出張先のホテルで地味に重要なのは、こういう“作業のしやすさ”。デスクが小さいと、PC+飲み物で終わってしまい、資料を広げられずストレスになりがちですが、ここは余裕がありました。


TVは40インチ前後に感じるサイズ感。派手さはないけれど、いつの間にかスマートTVになっていて、NetflixやYouTubeなどの動画を楽しめました。仕事が終わった後に“頭を切り替える”のに、こういう環境はちょうどいいです。
ちなみに今回の部屋は朝食会場と同じ2階。土曜でほぼ満室のはずなので「騒がしいかな?」と身構えましたが、意外と館内音は気にならず、落ち着いて過ごせました。廊下の音・隣室の気配が少ない日は、疲れの抜け方が段違いです。
ユニットバスは、この価格帯としては広め。湯船にしっかり浸かれる深さがあり、普通に足を伸ばして入浴できました。私は入浴剤を持参して、のんびり“回復タイム”に。出張や移動の疲れがあるときほど、お風呂の快適さが効いてきます。
お風呂上がりのスキンケアも、フロントのアメニティバーで一式揃うのが助かります。荷物を増やしたくない日や、うっかり忘れものをした日にも、最低限のケアができる安心感がありました。
設備は全体として「想定を超える豪華さ」はないけれど、必要なものが過不足なく揃っている、という印象。結果的にそれが予定に集中したい時にはありがたいんですよね。

朝食:無料でこの品数。混雑が少ない時間は狙い目
東横インといえば、やはり無料朝食が大きなポイント。この日はオムレツ、ウィンナー、からあげ、きんぴらごぼう、パスタ、カレー、混ぜ込みごはん、パン、パンケーキ、サラダ、丹那ヨーグルト、味噌汁、ポトフ、納豆…と、しっかり食べたい人にも軽く済ませたい人にも対応できるラインナップでした。
土曜宿泊で8時頃に朝食会場へ行きましたが、席の埋まり具合は体感で3割程度。思っていたよりゆったりできて、朝から焦らず食事を取れたのが嬉しかったです。口コミでは時間帯によって混雑する声もあるので、早め or 少し遅めなど、可能なら時間をずらすと快適かもしれません。


朝食は「豪華」というより、朝に欲しいものがちゃんとある感じ。個人的には、無料でこれだけ選べれば十分すぎる満足度でした。出張だと朝は時間が勝負なので、ホテル内で完結できるのも助かります。
ドリンクもコーヒーやお茶が揃っていて、食後に一息つけます。テイクアウト可否や運用は時期で変わることがあるので、必要なら現地表示を確認してみてください。

気になった点も正直に
正直、すごいサービスがあるわけではありません。でもそれが、このホテルの良さでもあります。今回の宿泊費は土曜日なのに8,600円(公式で予約)で、個人的には「この内容なら安い」と感じました。地方都市の宿泊で、仕事や用事が詰まっているときほど、ホテルに“余計なイベント”はいらない。全国どこでも似た仕様で、迷わず使えて、ちゃんと眠れて、朝ごはんもある――その安心感が、思っている以上に大きいです。
細かいところで言うと、ベッド横のスタンドランプだけは個人的に少し苦手。ベッドからもデスクからも使える“中間地点”にあるのですが、実はどちらからも微妙に遠くて、結局ベッドから起き上がって消すことになりがちでした(笑)。鏡が小さいと感じる方もいるようですが、私はこのくらいでも許容範囲でした。
東京でも、同じ1万円以下で朝食無料もありますよ。気になった方はこちらの記事もどうぞ。
【1万円以下】女性ひとり旅におすすめ!東京のコスパ重視&安心ビジネスホテル5選
まとめ
東横INN富士山三島駅は、三島駅北口(新幹線口)から見えるレベルの駅近で、キャリー移動も楽ちん。アメニティはフロントでピックアップ式、ウェルカムコーヒー、横長デスクで作業がはかどる客室、そして無料朝食の品数…と、期待どおりの安定感が揃っていました。派手さはないけれど、全国どの東横INNも同じ仕様で迷いがなく、だからこそ予定に集中できる。「地方出張で失敗したくない」「駅近で静かに休みたい」日に、心強い相棒になってくれる一軒です。
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また今回公式から予約して改めて公式予約の良さを感じたので、どこから予約しようか迷ってる方はこちらの記事もどうぞ。
ホテル公式サイトは本当に最安?タイプ別でわかる“自分に合う予約の選び方”
補足 | 河口湖や御殿場アウトレット方面への無料バスがある!
今回、予定の詰まった出張だったので利用しなかったのですが、知ってたら使ったかも?と思ったのは、富士山付近の東横INN4店舗を結んだ、宿泊者用無料バス(東横INN富士山三島駅→東横INN御殿場駅前→東横INN富士河口湖大橋→東横INN富士山大月駅)。この4店舗の間に御殿場アウトレット、忍野八海などがあるため、MTG翌日の予定をあけて観光して帰るなどもありだな~と思いました。
以下のサイトから予約可能ですので、ご参考に。
東横INNのお客様向けバス予約サイト

(2025/12/13時点の情報ですので、必ず↑のバス予約サイトで時間や停留所はご確認くださいね)


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