2024年5月、浅草エリアで少し変わったホテルに泊まりたいと思い、「ホテルタビノス浅草」に宿泊しました。
同じ浅草でもサンルートが“レトロと安心感”なら、こちらは“とことんポップでインバウンド向け”な楽しさ全振りのホテル。
出張には正直向かないけれど、観光や気分転換にはアリかも?と感じた、「非日常を味わいたいとき」にぴったりの宿泊体験をご紹介します。
アクセス:浅草駅から徒歩圏内。雷門からも近い立地
最寄りはつくばエクスプレス浅草駅で徒歩数分。雷門までも歩いて行ける距離にあり、観光メインの宿泊にはとても便利なロケーションです。
ただし、ホテルの入り口がややわかりづらく、建物自体も“ホテルっぽさ”が薄め。
その分、「知る人ぞ知る拠点」的な雰囲気があり、旅慣れた人にはむしろ楽しめるポイントかもしれません。
フロント&共有スペース:まるでマンガの世界!異世界感満載
ロビーに一歩入ると、そこはまさに**“マンガの世界”**。
壁一面の擬音、吹き出し、モノトーンイラストで統一されていて、視覚的なインパクトがとにかく強烈です。
チェックインはセルフ端末を使うスタイルで、非対面・スムーズ・簡単。チェックアウトも同様なので、時間を気にせず出発できます。
共有スペース:にぎやかだけど、それも旅の醍醐味
滞在中の印象として強く残ったのは、宿泊客の9割が外国人観光客だったこと。
夜遅くまでロビーの共有エリアでは、にぎやかにおしゃべりしたり、ゲームを楽しんだりしている若い人たちがたくさん。
普段なら“うるさい”と感じそうなシーンも、この日はちょっと会話を交わしてみたりして、むしろ**「これはこれでアリかも」と思える空間**でした。
客室:狭い。でも楽しい。
部屋の広さは、正直に言って**“極小”**です。
スーツケースを開くのにもひと工夫が必要で、ビジネスでの滞在や長期滞在にはやや不向き。
でも、室内もロビーと同様にポップな装飾で統一されていて、見ているだけで楽しい気分に。
「寝るだけ」と割り切れば十分ですし、“ここでしか味わえない”非日常の楽しさはしっかり感じられます。
なお、バスタブはなくシャワーのみですが、清潔感があり使いやすかったです。
朝食:無料だけど、まさかのカオス(笑)
ホテルには朝食サービス(軽食)が無料でついてくるのですが、ロビーの一角に設置されたセルフ形式での提供スタイル。
ここが、朝からかなりにぎやか!
とにかく混雑していて落ち着いて食べる雰囲気ではありませんが、それもまたタビノスらしい“フェス的空間”。
「これはこれで旅の一幕だな」と思える方なら楽しめると思います。
出張女子目線で見ると?
正直、出張には向きません。
狭さ、にぎやかさ、設備面を考えると、仕事の準備や翌日のプレゼンには不向きです。
でも逆に──
- 週末の前乗りや浅草での気分転換
- 日本にいるのにちょっとした海外体験
- 観光をとことん楽しみたい日
そんなときにはおすすめできるホテルです。
まとめ:テンションの上がるホテル。“休む”より“遊ぶ”が正解
項目 | ポイント |
---|---|
立地 | 浅草中心部。雷門や観光地へのアクセス良好 |
デザイン | マンガ世界のような内装でテンションUP |
客層 | 9割が外国人観光客。夜もにぎやか |
客室 | 狭いが、装飾で楽しめる非日常空間 |
設備 | シャワーのみ。セルフチェックインで手軽 |
朝食 | 無料だが混雑気味。雰囲気はフェス感覚 |
向き不向き | 観光には◎、出張には△ |
✅ 総評
ホテルタビノス浅草は、“遊ぶためのホテル”として完成度が高いです。
日本にいながら異文化の熱気に触れられるユニークな体験は、まさにここでしか味わえない魅力。
「せっかくの出張、ちょっとだけ観光気分も味わいたい」
「週末に気分を上げたい!」
そんな時にぴったりな、“マンガの世界でひと晩”を楽しめるホテルです。
コメント