出張ついでに浅草の雰囲気も味わいたい。そんな女性にちょうどいいのが、田原町駅から徒歩1分の「ホテルサンルート浅草」です。2023年12月に実際に宿泊してみて、「レトロでほっとする空気」と「必要な設備がきちんと揃っている安心感」に包まれる滞在になりました。
今回は、女性目線で感じたポイントや気になった点も含めて、リアルな宿泊レポートをお届けします。
アクセス:田原町からすぐ、浅草寺へも徒歩圏内
出張中は、土地勘のない場所でホテルを探すのが意外とストレス。でもホテルサンルート浅草は、田原町駅からわずか1分。迷う余地なしの立地です。
大通り沿いにありながら、すぐ裏は商店街エリアで、飲食店もスーパーもすぐそこ。浅草寺までも歩いて6分ほどと、朝活にもぴったりの距離感です。
夜でもにぎやかなので女性一人で夜中のチェックインでも怖くはありません。
客室:古さはあるけれど、しっかり整った“安心空間”
館内は正直、全体的にレトロです。照明もインテリアも、少し“昭和”を感じる雰囲気。でも、これが意外と落ち着く。
そしてポイントはここから。
・ベッドはシモンズ製
・枕はロフテー製
・化粧水などはないものの、アメニティや飲み物は過不足なくそろっている
と、中身はしっかり“現代クオリティ”。部屋はコンパクトですが、スーツケースを置くスペースも確保され、大きな姿見もあるので身支度もスムーズです。
清潔感・設備面:最低限じゃない、“ちょうどいい気遣い”
客室はしっかり清掃されていて、水回りもとても清潔。ユニットバスではありますが、清潔感と明るさがあるので、不快感はありませんでした。
冷蔵庫、加湿機能付き空気清浄機、パジャマも完備。
アメニティやスリッパもきちんとしたもので、ビジネスホテルにありがちな“最低限”ではなく、「ちゃんと準備されてる」安心感がありました。
ロビーサービス:まさかのビール飲み放題タイムも
チェックイン後、ロビーに立ち寄ると、“ビールの無料サービス”という嬉しいおもてなしが!
宿泊者向けに、夕方の時間帯に缶ビールを自由に楽しめるセルフサービスが用意されていました。
仕事終わりにちょっと一杯、というひとときがあるだけで、「今日はいい日だったな」と思えるから不思議です。
他にも新聞の提供やウォーターサーバーの設置など、小さな気配りが積み重なって「ここにしてよかった」と思えるホテルです。
周辺環境:「浅草ごはん」に困らないのが嬉しい
出張翌日のランチにホテルの近くに天婦羅店「あかし」に立ち寄ってみましたが、これが大正解。小海老のうまさが詰まったかき揚げと濃いめだけどしつこくないタレはまさに逸品、仕事の疲れを癒す贅沢な時間になりました。
商店街に入れば、カフェ・スーパー・お弁当屋など選択肢も豊富。出張中でも“浅草らしさ”を気軽に楽しめるのは、この立地ならではです。
気になった点:空調は一括管理。本館利用時は注意
今回宿泊したのは本館。ここで唯一気になったのが空調が集中管理型だったこと。12月の滞在だったため、暖房が強すぎて温度調整に苦労しました。冬〜春の時期に本館を利用する方は、念のため上着の脱ぎ着で調整できる服装がおすすめです。
ちなみに、新館の方はバス・トイレも新しく、空調の自由度も高めとのこと。予約時に選べるなら、新館指定がおすすめです。
まとめ:浅草らしい“ぬくもり”を感じるホテル。出張でも観光気分を少しだけ
ホテルサンルート浅草は、最新設備やおしゃれ感ではなく、“きちんと整った懐かしさ”が魅力のホテルです。女性の出張にとって大事な、**「安心・清潔・必要なものがある」**をすべてクリアしつつ、浅草らしい街のにぎわいと食を楽しめる拠点になります。
「せっかくの出張、少しだけ気分を上げたい」「朝、浅草寺まで歩いてみたい」そんな気持ちに応えてくれる、“レトロだけど信頼できる”ホテルでした。
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