「東急ステイ門前仲町」に泊まってみた｜朝活と長期滞在にぴったりな都心の隠れ家

東京出張や一人旅のホテル、選ぶ基準って人それぞれですが、私が重視するのは「朝が気持ちよく始められるかどうか」。

今回泊まった 東急ステイ門前仲町 は、静かな朝のお散歩、かんたんな料理もできる室内設備…と、「こういうのが欲しかった！」が詰まったホテルでした。

深川不動尊がすぐ横！朝の散歩がご褒美時間に

ホテルを出たすぐ横にあるのが、富岡八幡宮。その隣が深川不動尊。都心とは思えない静けさと清々しさがそこにはあります。
早朝にふらっと立ち寄るだけで、気持ちがすっと整う感覚があり、ゆったりとした気持ちで朝を迎えることができます。

私が宿泊したのは2023年5月。ちょうど花手水（はなちょうず）というイベントが開催されていて、
手水舎に花が浮かんでいる幻想的な光景に出会えました。

花手水は2022年から始まったようで、主に2月・5月・10月に開催されていて、観光目的でない滞在にも彩りを与えてくれます。

驚いたのは、電子レンジが全室完備なうえ、IHクッキングヒーターやシンク、簡単な食器までついていたこと。
テイクアウトだけでなく、ちょっとした調理もできるので、長期滞在や自炊派にもぴったりです。

今回の部屋には洗濯機はなかったのですが、1階にあるカフェ風のランドリースペースがとても使いやすかったです。

洗濯の待ち時間に挽きたてのコーヒーが飲めるスペースがあり、まるで小さなラウンジのような雰囲気。
仕事の合間のリフレッシュにもなりました。

門前仲町は下町らしい商店街や飲食店が多く、朝も夜も食事に困ることはありません。
個人的には、ホテルのプランに朝食をつけず、朝の散歩がてら街のカフェやおまんじゅう屋さんに立ち寄るスタイルが好きです。

夜も、持ち帰り弁当だけでなく居酒屋も豊富なので、その日の気分で柔軟に選べます。

掃除はしっかり行き届いていて清潔感は問題なしでしたが、少し建物の古さを感じる場面はありました。
ただその分、他の東急ステイよりも部屋が広く、作業スペースもゆったりしていて快適でした。

東急ステイ門前仲町は、朝も夜も「ちょうどいい時間」が過ごせるホテルでした。
観光や出張の拠点としてだけでなく、“自分のペースを大事にしたい人”にとって、とても心地よい選択だと思います。