東京のど真ん中で“レトロモダン”な静寂ステイ|ホテル東京ガーデンパレス宿泊記

お茶の水・四ツ谷・水道橋

東京・お茶の水という都心の中心部にありながら、驚くほど落ち着いた滞在ができるホテル「東京ガーデンパレス」。出張でこのホテルを利用しましたが、アクセス、設備、静けさ――どれもバランスがよく、“知る人ぞ知る”都心の穴場ホテルという印象でした。今回は、実際に宿泊して感じた魅力と気になった点を、リアルな視点でご紹介します。


基本情報

ホテル名:ホテル東京ガーデンパレス
所在地:東京都文京区湯島1-7-5
最寄駅:JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩約5分、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩約5分、千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩約5分
チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00(プランにより異なる場合あり)
公式サイトhttps://www.hotelgp-tokyo.com/
平均的価格帯(参考):9,000円〜14,000円(素泊まり・1名・平日利用)


シックで落ち着いた客室。12㎡とは思えない広さ感

今回宿泊したのは、スタンダードな12㎡のシングルルーム。数字だけを見ると少し狭く感じるかもしれませんが、実際にはシックなインテリアと絶妙な照明設計のおかげか、思った以上に広々と感じられました。

特に印象的だったのが浴槽のサイズ。ビジネスホテルの中にはシャワーのみや、狭いバスタブのホテルも多いなか、東京ガーデンパレスの浴槽は大きめでゆったり。出張の疲れをしっかり癒すことができました。


東京ドームにも近く、立地が抜群

東京ガーデンパレスは、ビジネス利用だけでなく東京ドームでのライブやイベント参加者にもおすすめ。ホテルからは徒歩15〜20分程度でアクセスできるため、ドーム終演後も帰りやすい立地です。

さらに、お茶の水エリアは大学や病院、出版社が多く、街全体が落ち着いた印象。緑も多く、朝の散歩にもぴったり。筆者が宿泊した12月上旬はちょうどホテル前の銀杏がキレイに色づいて、都会の真ん中とは思えないすがすがしい朝を迎えることができました。

また散歩の後には、和洋折衷のバラエティ豊かな朝食が高評価。口コミをみると一定のファンがいるようで、特に焼き魚や小鉢の品数が充実しているという声が多くみられました。


静かなのに“東京ど真ん中”。安眠を求める人にこそ

そして、何より特筆すべきなのは、「静かさ」です。お茶の水という都心立地でありながら、ホテル周辺は本当に静かで、夜もぐっすり安眠できました。窓の外は上の写真のとおり大通りに面しているのですが、夜の車通りはあまり多くなく、また道路から建物までが離れており、かつ遮音性が高いため、騒音に悩まされることはまったくありませんでした。

ビジネスホテルにありがちな「便利だけど騒がしい」といったこととは無縁で、「ゆっくりしたい」女性の出張にもぴったりだと感じます。


気になった点:空調は中央管理式

一点だけ気になったのは空調。部屋ごとの個別調節ができないタイプで、中央の管理に依存してしまいます。筆者が宿泊した12月は問題ありませんでしたが、季節の変わり目や暑がり・寒がりの方には少し不便に感じるかもしれません。

とはいえ、部屋の空気感は落ち着いており、レトロな内装と相まって、どこか“ホテルらしい”過ごし方ができたように思います。


まとめ:懐かしさと安心感が同居する静かな都心ステイ

ホテル東京ガーデンパレスは、「便利さ」「静けさ」「落ち着いた雰囲気」の三拍子がそろった、まさに大人のためのビジネスホテル。最新鋭のスマートホテルではないけれど、昔ながらの丁寧なおもてなしと、居心地の良い空間に癒される滞在となりました。

ライブやイベントの前後に、また東京出張時の“静かにしっかり休みたい日”に、選んで間違いのない一軒です。

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